2014年1月28日火曜日

海外での盗難、ひったくり被害について



1月はヨーロッパで大きな見本市が開催されて、多くのお客様が渡航されます。



移動する際は寒いのでコートを着て、上着の中に貴重品を入れるにもかかわらず盗難の被害に遭ってしまいます。


You Tubeでこんな動画がありました。


スマートフォン泥棒ひったくり、その数は年々増えており、最近では日常的な犯罪率となっています。どこかに置き忘れたものを盗むならまだしも(ダメですが!)、常に手の中にあり触られて続けているスマートフォンを一体どうやって盗むのか?


その手口は驚くほど単純。ひったくるのみです。
唯一頭を使うのは、捕まらないように最善のタイミングを選ぶところだけ。


動画は、ハンガリーで撮影されたもの。電車が駅で停止し、ドアが閉まるタイミングを見て横にいる人の手からスマートフォンをひったくります。そのまま電車を降りると完璧なタイミングでドアが閉まり電車は再び走り出します。

ひったくられた人は、車内でどうすることもできません。
(※ この動画の犯人は、犯行の翌日に捕まりました。)





スマートフォンは高額な売買が出来るそうです。


被害に遭うと日本とは違い、戻ってくることはありません。



車内、町中で日本と同じ感覚で、スマートフォンを操作していると犯人に目をつけて、必ず被害に遭うので移動中は細心の注意を払うことが必要です。



財布を盗まれる被害も年々増加しています。


日本からの旅行者は、他の外国人観光客に比べますと“警戒心が非常に少なく、しかも持ち歩き現金額は多い”海外のドロボーにとって 特上のお客様です

現地に在住している方でも被害があります。



被害を最小限にするために


● 現金は、その日に使う分だけを財布に入れて、免許書・ポイントカードなど現地で利用しないカード類はセーフティボックスなどに別途保管しておく。

● いざという時に、クレジットカードでキャッシングができるように、カード1枚は、必ずお財布ではなく、体のどこかに身に着けて置くことを強くお勧めします。

● カードは、できればどこのATMでもキャッシング出来るVISAかMasterが良いと思います。

● パスポートはコピーを持ち歩き、原本はホテルに保管することをお勧めします。
もし、盗まれて再発行となると、お金も時間もかかります。

● 移動の為、どうしても全額を持ち歩かなければいけない場合は、1箇所にまとめず小分けにする。



盗難届作成用紙のサンプルです。
書式が変わっているようなので、見本として記入して持って行くとスムーズに手続きを進められると思います。記入は英語です。

被害届作成依頼書記入用紙-フランス(サンプル)
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/tonaniraisho.pdf

盗難届記入用紙-イタリア(サンプル)
http://www.easyfirenze.com/Denuncia%20di%20furto.pdf

パリ警察署リスト
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/keisatsu.pdf



★もしもの時の為の準備はあって損はしません!
パスポートのコピー
被害届依頼書(日本語和訳)のコピー
日本大使館の住所
緊急連絡先

上記はコピーして持っていくことを強くお勧めします。



くれぐれも気を付けてください。






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