到着すると下記のような森の中でバスを降りたので少し不安に…。
この施設は元々農家だった所を改装して、1992年に計画が始まり2000年に完成しました。
ドイツでエコというとエネルギーのエコであり、エネルギー効率を良くする方法として、熱を外に逃がさない事が重要だと言ってました。
ハンブルグはドイツでも北側に位置し、雪は積もらないそうですがかなり寒くなり、日照時間も少ない場所です。
水についてもトイレには雨水を利用して、通常よりも少ない量で流しています。
環境を勉強する施設として小さな子供から大学生まで利用されています。
納屋の上にはソーラー発電を設置。
約4000リットルの水を貯めておくことが出来る温水施設。
温度は、最高で90℃に達するそうです。
以前は地域のソーラーパネルから集めた電気で熱を温めて、その地域に供給されていましたが、現在は様々なエコエネルギーを利用して他の地域に送っているそうです。
設置している太陽光パネルは、電気会社が場所を借りているそうです。
ドイツは電気会社が幾つかあり、住民がそれぞれ選択します。
実際のお宅も訪問させて頂きました。
壁は土壁を使っているとの事。
トイレはコンポストイレで、溜まったものは堆肥として利用しています。
日本も以前は土壁が一般的でボットントイレだったので、生活の知恵としては負けていません。
伺った上下水道代や電気代は日本と然程変わらないように感じました。
重要なのは環境に対する認識が、国や州、企業が柔軟に対応して取り組みが積極的な印象です。
環境センターのビストロで昼食を頂きました。
通訳も有料ですが対応致します。
興味のある方は、ご連絡下さい!